金曜の夜は別の人になりたい

人生は割とへっちゃら

雑記

誰からも求められてないんだよ

家にテレビがないから世間でどんな芸能人が人気なのかを私は知らない。芸能関係のネットニュースもあまり読まない。洋楽が好きだから海外の音楽情報があればチラ見はするけど、日本の芸能人がどうとかこうとか、そういう情報は知ったところで何も分からない…

迂闊に映画は見れない

最近すぐ泣いてしまう。本を読んでいても泣いてしまうし音楽を聴いていも泣いてしまう。視覚的にも聴覚的にも情報量が多い映画なんか当たり前のように泣いてしまう。迂闊に映画は見れない。 映画はやはり映画館で見たいと思う。空いている映画館は落ち着くし…

こころ

母方のおばあちゃんの家には夏目漱石の「こころ」が置いてあった。子供のころからずっと気になっていたのだけど、ちゃんと読んだのは大学に入る前のことだった。そのときの私は大学で何を専攻すべきか悩んでいた時期で、最終的に文学を専攻したのは「こころ…

思い出を肩ロース

新卒で入社した会社の同期に大人しくて真面目なSくんという人がいた。Sくんは口数が少なくて、必要最低限のことしか発言しないような寡黙さがあった。彼が発言する内容はいつも的確だったから、すごく賢い人なんだろうな、という印象を持っていた。 入社して…

きどあいらく

誰かと雑談をしていると思う。笑ってくれる人はいるけど、それ以外の感情を表現してくる人は少ないよなと。私もそうだから別に構わないし、それで良いとは思っている。 怒ってる人はよく見かける。誰かが誰かに怒っている姿を至る所でよく見かける。新宿駅と…

シャンディガフとビール

数年前に参画していたプロジェクトでトクダさんという人と一緒に働ていた。その頃はまだ出社するのが当たり前の頃で、毎日足繁く会社に通っていた。 トクダさんと私の席は同じ島にあった。だけど規模が大きいプロジェクトだったから仕事上の接点はほとんどな…

夜8時9時

に投稿している人がインターネット界隈では多い気がする、知らんけど。自分の場合その時間は大抵ご飯食べてるかお酒を飲んでいる。疲れてるときはもう寝てることもある。昔よく見ていたテレビも面白い番組はそれくらいの時間帯にやってたっけ。はねとびとか…

目に映るもの

漫才が好きだ。単純に面白いから子供のころからずっと好きだ。いつか劇場とか寄席とか行って生で見てみたいと思っている。それくらい漫才が好きだ。 最近の漫才はよく出来ていて、3〜5分間くらいの時間をどう使うのかを緻密に計算されているみたいだ。漫才は…

健康と老後

この前、仕事関係の人たちとの飲み会があった。向こうからすると私はお客さんで、冗談混じりで接待だと言っている人もいた。社会人っぽく言うなら会食とでも言うのだろうか。でも私からすると普通の飲み会だった。 年齢層が高くて主に40代後半から50代前半の…

おとな

恥ずかしいから恥ずかしいことがバレないように振る舞う。嬉しいけど謙遜とかして嬉しくないフリをする。申し訳ないとは全く思ってないけど申し訳なさそうにして少し大袈裟に謝る。感情を隠すような行動を取るようになったのはいつからだろう、みたいなこと…

暇なとき

子供のころ1+1=2と教わった。でも学び続けていくうちに、そうとは限らないのかもしれないと気付いた。頭が良いとか悪いとかの話ではなく、単純に何も知らなかっただけだ。大人になるということはたぶんそういうことなんじゃないかなと思う。 相手には伝わら…

君がいてもいなくても

いずれにせよ生きていけない、という歌をU2が歌っている。With Or Without Youという曲で。 その曲を書いたのはボーカルのボノさんだったと思う。ボノさんは熱心なクリスチャンで、曲の中で歌われる「君」という言葉は「神様」のことを指しているらしい。具…

くしゃみしたら左ふくらはぎがつった日

を忘れないようにしたい。その日は友達と飲みに行った。楽しい夜だった。 その友達と私は同い年で、同い年だけど別々の人生を歩んでいる。友達は結婚をしていて子供が2人いる。一方で私は結婚もしてなければ子供もいない。私は仕事のことで悩んでいるけど、…

それはそのころからずっと今もそうだ

1日に何時間でも眠ることができたの大学生のころまでだった。当時は寝ても寝ても寝不足のような感覚があった。だけどある時から就職活動が始まり、何も上手くいかない毎日が続くようになってからは、あまり長く眠ることができなくなった。単純に明日が来るの…

愛嬌

だけで生きてる。2、3ヶ月一緒に過ごせば「あ、そうだよね」みたいな感じで分かってもらえるんじゃないかと思えるほど、それに特化しているという自覚がある。それくらい私は愛嬌だけ生きている。 私は自分のことが嫌いで自己肯定感も低い。顔も声も手も足も…

野良のイーブイ

私はこれまで「断ったら嫌われるかもしれない」という謎の基準で仕事を引き受けるか否かを判断してきた。それは自己犠牲のような美しい心掛けみたいなものではなくて、単純に自分軸がなかっただけの話である。いま振り返ってみると、仕事を断ることで嫌われ…

隙あらば助けて

若いことは良いことだと僕は思う。明日の僕よりも今日の僕のほうが少し若い。だから今日の僕はちょっと良いはずだ。 年齢だけを考えるのであれば、先に生まれた人のほうが歳を取っているし、後に生まれた人のほうが歳を取っていない。両者が生きている限り、…

君はいつも道路の真ん中を走る

自宅を出てすぐのところに大きめの道路がある。私はいつもその道路を歩いて駅やスーパーに向かう。片側一車線の車通りが少ない静かな道路だ。 その道路を歩いているときに最近よく見かける人がいる。その人はいつも道路の真ん中を走っている。歩道があるのに…

ここを歩いてもいい理由

近所の病院ではワクチンが打てなかったので隣町の病院まで行ってきた。距離としては遠くないけど電車の乗換があって行くのが面倒だった。 奇遇にも乗換のために降りた駅が母校である大学の最寄駅だった。駅近くのキャンパスには大きい図書館があって、卒論を…

最近よく見る夢

今とは違う職場で働く夢を見た。その日は仕事終わりに飲み会があって、私は壁際の席でお酒を飲んでいた。仕事関係の集まりであったはずなのに、ほとんど知らない人たちばかりだった。何故かそこには今の職場で働いている人がいて、その人を捕まえて壁際で一…

善かれ

相手のためを思ってやったことだというのに、相手には全く響いていないことが多々ある。自分が思っていることは、相手も同じように思っているはずだと勘違いしている私だ。空気を読めてないし、人を見る目もない。基本的には善かれと思ってやっている。ただ…

返信候補メッセージ

仕事のチャットで返信候補メッセージを送ってくる人が苦手である。はい、いいえのみ返信であれば良いとは思うが、例えば「ありがとうございます」のような自分の気持ちを伝えるべきときにコンピューターから提案された言葉を積極的に使うという感覚がよく分…

その人と同じ苗字だった

今の職場には尊敬できる人がいない。マジで1人もいないかもしれない。それは何故なのだろうかと考えている。尊敬することができない私のほうにも問題があるのだろうか。これまでに尊敬できた人はどんな人だったのか、少し振り返るためにこの記事を書くことに…

普通

稲中卓球部を描いた古谷実さんの漫画でヒミズという作品がある。中学生のときに読んだ稲中卓球部は面白すぎて衝撃的だったけどヒミズも同じくらい衝撃的だった。 ヒミズを初めて読んだのは16とか17歳くらいのときだったかな。稲中を描いた人の他の作品を読ん…

座礁

東北の田舎から上京したのは20歳の時だった。上京前は地元でバイトをしながら通信制の大学に通っていて、ぼちぼち就活が始まりそうだったことと、ゼミに参加するため東京に通う頻度が高くなっていたので、いっそ東京に拠点を移してしまえ、という勢いのまま…

社員食堂にて

増員のために入ってきて間もなく辞めていった人のことを考えている。 先日その人の後任が入って来たので皆んなで社員食堂に行くことになった。社員食堂は最初のころに数回行ったことがあったけど、日替定食で焦げたような味がする謎の味噌汁を出された日を最…

かくしごとがしたい

フリーランスのライターさんが書いた「書く仕事がしたい」という本を読んだ。良い文章を書くための方法論とか、すぐに使える作文テクニックとか、そういった技術的な観点の話はあまり書かれてなかった。その代わり、個人で仕事を受けて働くことについての考…

本を読むことについて

昔、自己啓発本を読んでもあまり得るものがないから読まない、と言っている人がいた。その人は(私から見たら)仕事ができる人で、いつも何かを改善しようとしていた。例えば、手作業でやっている業務があれば、PowerShell や VBA などで自動化し、手数を減…

ライ麦畑で捕まえたろか

初めてサリンジャーを読んだのは大学生のときだったと思う。当時、日本の近代文学を専攻していた私は、夏目漱石とか森鴎外とか芥川龍之介とか、そのあたりの年代の小説を読むことが多かった。単位を取るためだけに読んだ作品もあるから忘れているものも多い…

良いお化け

年末年始の色々な諸々で疲れすぎてしまったのか体調不良が続いている。2週間おきに発熱していて、直近1か月だけでも2回病院に行って薬をもらってきた。個人的には何かのヤバい病気だと思っているんだけど、病院の先生曰く「ただの風邪です、お大事に」とのこ…