金曜の夜は別の人になりたい

人生は割とへっちゃら

善かれ

相手のためを思ってやったことだというのに、相手には全く響いていないことが多々ある。自分が思っていることは、相手も同じように思っているはずだと勘違いしている私だ。空気を読めてないし、人を見る目もない。基本的には善かれと思ってやっている。ただそれがバシッとハマることは殆どない。学ばずに同じことを繰り返している私だ。

アドバイスを求めていない人にアドバイスしても意味がない。相手にとってみれば意味もなく説教されたと感じるだけなのかもしれない。自分以外の誰かに期待しすぎているからそうなる。あと何回繰り返せば気が済むのだろう私は。

人を見る目がなさすぎるのだと思う。見た目や雰囲気に惑わされてしまう。その人の中身を知ろうともせず、自分と似ているところを見つけて満足している。そして当たり前に自分とは似ても似つかなくて、勝手に傷ついたような気持ちになる。またひとりぼっちか、と思ったあと、いや最初からひとりぼっちか、と思い直す。

自分と同じ方向を向いてる人に出会いたい。恋愛でも友情でも仕事関係でも何でも良い。自分と似たような価値観の人と一緒にいたい。私は比較的偏った考えを持っているという自覚があるから、難易度は相場よりも高いような気がする。

働くことについての価値観も人それぞれ違う。定時で帰れることができればそれで良い人。仕事を通して自己成長したい人。能力が低いのに年功序列で高給取りになってしまった産業廃棄物みたいな人。とにかく色んな人がいる。1日に24時間しかない自分の時間をどう使うかは個人の自由だ。全く同じ価値観の人なんか存在しない。だからせめて似たような価値観の人の近くにいたい。

嫌なことが起きるたびに苦手なことが増えていくような気がする。逆に、良いことが起きたとしても得意なことは増えない。だから数少ない得意なことは絶対に無くさないようにしたい。誰彼構わずという訳ではないけど、誰かのために何かをやってあげたいという気持ちがある。その気持ちを大切にしていきたい。