金曜の夜は別の人になりたい

人生は割とへっちゃら

だらだらと話しながら

やりたいことは二度寝だけ

という津村記久子さんのエッセイを読んだ。今はもう専業になっているみたいだけど、このエッセイは働きながら小説を書いていた時代に書かれたものらしい。内容もライトに読める感じがすごく良かったし、津村さんの文体が個人的に好きなので読んでいて楽しかった。

一部のエッセイにドラクエの話が出てきて親近感が湧いた。結構マニアックな内容だったので凄くドラクエが好きなんだなと感じた。津村さんの小説には洋楽の引用がたまにあって、洋楽についての情報量もかなり持っていると推測している。結構ヲタヲタしい人なのだろうか。とても良いエッセイだった。

実写版ワンピース

Netflixでワンピースの実写版ドラマを見た。めちゃくちゃ良かったし面白かった。昔、兄が原作の漫画を熱心に集めていたことを思い出し、一緒に見れたら最高だったのにな、などと考えていたら涙が出てきた。必殺技の名前を叫びながら戦うのはどうなの?とか、ドラマ版のルフィて漫画版のルフィより賢そうな感じしない?とか、色んな感想を話したかった。兄はいつも「確かにそうだね」と言って同意してくれる優しい人だった。また昔みたいに、だらだらと話しながら一緒に過ごしたかった。シーズン2も楽しみだけど、ちょっと見たくないかもな。

変わったこと

自分という人間の根っこの部分は、15歳くらいのときから何も変わっていないと思う。そもそも変えられそうにないことに最近は気づき始めている。そう言えば、好きなことも嫌いなことも変わっていない。交友関係は少し変わってしまったけど、波長が合う人と言う大枠で考えてみれば誤差程度のものだ。

変わったことと言えば何だろう。自覚がなさ過ぎて何も出てこない。強いて言えば、君と会えなくなってしまったことくらいかな。それ以外は本当に何も変わっていない。マジで何も変わってない。