金曜の夜は別の人になりたい

人生は割とへっちゃら

半年くらい前に

副業をしている同世代の人の話を聞いたことがあって、ふとそれを思い出していた。その人の話はほとんど忘れちゃったけど、確かデイトレードのようなものを副業にしているみたいだった。もちろん基礎的な勉強は必要だが、コツのようなものを掴んでしまえば、ある程度は稼げるようになるらしい。パソコンは4台くらい使うのだとか。

話を聞いてみて思ったのは、何も面白く無さそうだけど何をモチベーションにしているのだろう?ということだった。どこに面白さがあって、そのモチベーションはどこから来るのか、結局はお金のためなのか、そのあたりがよく理解できなかった。

その人には「大変そうですね、真似できないです」と伝えておいた。だけど本当は「真似したいとは全く思えないです」と言いたかったのだった。お酒の席だったから変な空気になっても嫌だったし、当たり障りのない言葉で労っておくのが無難だと思った。

働くことに限らず、価値観は人それぞれ違うものだと思う。自分の価値観と他人の価値観が違うことは当たり前だ。それは分かっているけど、自分の価値観を押し付けて、相手の価値観を否定してしまいそうになる。その度に自分は未熟だと感じる。

こうやって日記のようなものを書いていることも、誰かから見れば謎の行為だと思われるだろう。とても個人的な営みだから、全員に理解してもらえるとは思っていないけど、否定されたら確実に傷付ついちゃうな。中傷とかだったらなだマシだけど「時間の無駄ですね」みたいなことを言われてしまったら辛すぎる。「時間の無駄かどうかを決めるのはこっちの裁量だけどな」と言い返したいけど、実は無駄なことなのかもしれないという気持ちもあるから、何も言い返せそうにない。

発言にはくれぐれも気を付けないといけない。自分は思ったことをすぐ口に出してしまいがちだから、一呼吸おくことを意識していきたい。誰かに言われたくないことは自分も言わないようにしたい。