金曜の夜は別の人になりたい

人生は割とへっちゃら

期待しすぎている

と思う。誰かに何かを求めすぎている。私は頼るのが苦手で、頼まれるほうが性に合っていると自覚しているけど、この人にだったら頼ってみても良いよね、と甘えてみたくなることがたまにある。だけど私には人を見る目が無いらしく、結果的には頼れないことが多い。

私は仕事をする上でコミュニケーションを大切にしている。コミュニケーション(笑)という感じだけど、本当に大切だと思っているから別に笑われても構わない。もっと言うと仕事以外の場面でもコミュニケーション(笑)は大切だと思っている。

幼少のころ、両親が共働きだったため、私はよく親戚の家に預けられていた。幼少期は両親と過ごした時間よりも親戚と過ごした時間のほうが長いのではないかと思う。加えて両親はあまり料理をしない人たちだったから、一般的に「故郷の味」という言葉で思い出すような、実家に帰ったら食べたい料理みたいなものが私には無い。強いて言うならコンビニのおにぎりだろうか。ツナマヨネーズの。お金さえ払えばそこら辺でいつでも買えるやつ。

昔から発言力がなかった。手料理を食べたいと言っても両親は作ってくれなかった。駄菓子を買うためのお小遣いが欲しいと親戚にねだっても1円も貰えなかった。最近も仕事でやってもらいたいことを同僚にチャットでお願いしたら既読無視された。プライベートでは忘年会を企画しようと友達に連絡したけどあまり反応が良くなかった。何も上手くいかないまま今に至る。

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それでもコミュニケーションは大切だと考えている。伝えたいことが伝わらないのは自分に落度があるからだと思う。存在感が無いのかもしれない。そういう星の下に生まれてしまった説が最近自分の中で浮上してきているけど、その辺はただの言い訳に過ぎない。話のネタにして笑いにする程度の飾りみたいなものだ。

報われたいとは別に思わないけど労いは欲しいと思う。それくらいの期待は許して欲しいけど、たぶん駄目なんだろうな。今の職場は「ありがとう」と言える人が少ない気がする。その言葉を言ってもらいたくて働いている訳ではないけど、少し寂しい気持ちになる。まあ別に良いんだけど。

基本はひとりで頑張るしかない。それでも、もし誰かと一緒に何かをするであれば、労うことを大切にしている人と一緒にやりたい。最近はそんなことをずっと考えている。