本当はもっと上手く立ち回れる筈だったのに、一緒になって傷付けてしまった。自分の気持ちばかり考えて、あなたの気持ちを1ミリも考えてなかった。お金のことばかり気にして、物事の本質をよく見ていなかった。
腐っても仕事上の付き合いだ。でもそれ以前に、人と人の付き合いがあってこそ成立するものであるということを忘れていた。忙しかったことを言い訳にしたい。不甲斐なさすぎて泣きそうになっている。
優しくありたいと思っているくせに、全然優しくできてないじゃないか。もはや誰なんだろう自分は。
仕事を辞めるという決断で済んで良かったと思う。事なきを得て本当に良かった。何も言わないのは、何も言えないからである場合もあるのだ。これは伝わらないだろう、と諦められてしまった自分にも落ち度があったはずだ。
無理して笑ってくれていた日々があったのだろうか。何も気付けなかった自分は一体何者なのだろうか。自分のことしか見ていないからそうなる。でもどうすれば良かったのかが全く分からない。全然眠れなくなっているし、これは一生後悔する出来事になるかもしれない。
昨日はどんな気持ちで過ごしていたのだろう。夜眠るとき、朝起きるときは気分はいつも最悪だったのかな。まもなく迎える今日の朝も同じように、辛い状態で1日が始まっていくのだろうか。そのことを考えると、これまで本当に酷いことをしてしまったと感じる。
厳しいことを言ってしまった。独りぼっちだと思わせてしまった日もあっただろう。今更だけど考え直して欲しい。でももう遅すぎるだろう。なぜ失ってからじゃないと気付けないのだろう。
昔、高校を中退したときに、全く仲良くない人から手紙と連絡先をもらったことがあった。手紙の内容は忘れちゃったし、連絡も返すことは無かったけど、とても嬉しかったことは覚えている。自分もやってみようかな。