金曜の夜は別の人になりたい

人生は割とへっちゃら

ハングリーふりかけ

宝探し

その人にとって、自分の部屋にいるときと同じような居心地の良さを感じさせるような人間になりたい。そうなれるように色々な試行錯誤してみるけど、1番大切なことは、できるだけ多くの時間を一緒に過ごすことなんじゃないかなと最近は思う。そこにいやらしい意味はなくて、でも少しエッチな期待はあって。そうやって明日に夢を見ながらこれからも生きていくのだと思う。

まるで宝探しみたいだと思う。そもそもそこに何があるのかがよく分からないから。何かが見つかったらラッキーみたいな感じで、手探りのまま進む。手探りという言葉もまた、少しエッチだと思う。

冷たいコーヒー

が好きな訳ではないけど、喫茶店とかに行ったときにはアイスコーヒーを頼むことが多い。理由は味の薄いコーヒーが好きだから。本当はアイスコーヒーを冷やす氷が全部溶けたら飲みたいくらいだけど、時間が掛かりすぎるからやらない。ホットコーヒーに冷水を入れて飲むほうが良いのかな。

最近、BUMP OF CHIKENのベンチとコーヒーという曲を思い出す日があった。この曲にも冷たいコーヒーの話が出てくる。ある男がベンチに座ってコーヒーを飲んでいる。目の前を通り過ぎる人たちを眺めつつ考えごとをしていたら、あったかいコーヒーが冷めちゃった的なことが歌われている。歌の中の男は、誰かにちょっと良いことが起こるように祈っている。そんな日が私にもあったのだった。

piatdeisui.hatenablog.com

ハンバーグふりかけ

正月に帰省したときに、地元の洋食屋さんで「ハンバーグふりかけ」なるものが売られているのを見かけ、珍しいから購入してみたのだった。味のほうは、デミグラスソースをご飯にかけて食べているみたいな感じで、ちょっと貧乏な味がして美味しかった。忘れかけていたハングリー精神が蘇ってくるような感覚があった。

上京したばかりのときは本当にお金が無かった。ご飯にめんつゆをかけたヤツとか、小麦粉を水で溶かして焼いたヤツとか、名前を付けるに値しないような貧乏飯ばかり食べていた。ハンバーグふりかけは、そのころの気持ちを思い出させるような味がした。なので私は、このふりかけを「ハングリーふりかけ」と呼ぶことにした。