金曜の夜は別の人になりたい

人生は割とへっちゃら

20231231

20231230

年末年始は実家に帰ることにした。10年以上前、進学のため上京して以降、実家でがっつり年末年始を過ごすのは今回が初となる。めちゃくちゃ久しぶりすぎる。混むからと言って避けてきた年末の新幹線にも初めて挑戦する。下りの新幹線に立席で乗ったのは朝7時くらいのことだった。まだ早い時間だったからか、乗車率は体感103%くらいで、まだ耐えられるレベルだった。もみくちゃにされるものだと思っていたから、大変だったエピソードが誕生しちゃうかもな、と期待していたんだけど、そういうものは一切なかった。

実家に服がなさすぎたから近くのショッピングモールみたいなところで買い物をした。ユニクロでは年末祭とやらをやっていたみたいで、何かしらが安くなっていたらしいけど、そもそも全部安いから何が何だかよく分からなかった。フードが立つように設計してあるんです、みたいなパーカーがあって、シンプルで良い感じだったから買ってきた。試着が面倒だったからエイヤでSサイズにしてみたけど、あとで着てみたらジャストサイズすぎたから太らないように気をつけないといけない。やっぱりMサイズにしておけば良かった。帰りに買ったケンタッキーは太る味がして美味しかった。

実家には猫がいて、元野良猫のくせに出不精で警戒心が無くていつも寝てばかりいる猫だ。その猫が珍しくリビングをウロウロしていたので、そっと後ろから近づいて背中をトントンしてみたら、猫のくせに「ぎゃっ!」て言って驚いていた。リアクションが意外すぎて笑ってしまった。猫には「すまんね」と謝っておいた。

20231231

何となく朝3時くらいに目が覚めたので、昨日寝落ちして投稿できなかった日記の続きを書いた。そのあとは特に何もせず布団からも出れずで気づいたら3時間くらい経っててビックリした。昨日の猫じゃないけど「ぎゃっ!」て言いたくなった。

母が眼鏡を買いにいきたいとのことだったので付き合ってきた。大きな駅まで出ないと眼鏡屋さんは無いので、電車に乗って移動することにした。私は運転免許証を持っていない残念な大人なのである。ふと電車の窓が反射して、自分の顔が映るのを見た。幼すぎるだろうと思った。

帰りは実家の最寄駅のひとつ手前の駅で降りて、母と洋食屋さんでハンバーグを食べた。食べ終わってお会計をするときに、レジの横に「ハンバーグふりかけ」なるものを見つけ、珍しいからつい勢いで買ってしまった。東京に戻ったら食べてみようと思う。きっと美味しいのだろうな。

店を出たのは昼過ぎのことで、天気が良くて散歩日和だと思った。母は電車に乗って先に帰ってしまったけど、私は歩いて帰ることにした。線路沿いの道を真っ直ぐ歩きながら、午後からは東京よりも気温が高くなるらしい、と母が言ってたことを思い出した。日陰は少し寒いけど、陽が当たる場所は暖かい。幼くて残念な大人でも別にいいか、と思えた。