金曜の夜は別の人になりたい

人生は割とへっちゃら

20231224

変な人だと言われる。嫌われる人にはめちゃくちゃ嫌われるけど、好かれる人には好かれがちな傾向にある。勘違いかもしれないけど、そのように思う。

先週末、後輩と飲みにいった。後輩というと仰々しいけど、前職の会社で知り合った年下の友達。大人しい性格で、口数も少ないタイプだけど、なぜか一緒にいると居心地が良い。そんな雰囲気の友達。

自分は映画が好きで、気になるホラー映画を見たいなと思ったらその友達に声を掛ける。おそらく向こうの予定もあるのだろうけど、優しい人だから誘ったら毎回来てくれる。ありがとうございますの極みだと思う。

その友達が珍しくオヌヌメしてくれたアニメがあって、それは「推しの子」というアニメだった。今日その第1話をみたんだけどめっちゃ面白かった。しかも号泣してしまったのだった。

号泣しながら思うことがあって、今まで独りよがりすぎたのかもしれない、という反省だった。友達はいつも自分の誘いに付き合ってくれていたけど、自分はその友達が提案してくれたものに触れようともせずスルーしていた。後輩だし別にいっか、みたいな免罪符が許されるだろうと期待して、なんとなく聞き流していたのだと思う。本当に最低だ。

でもそれじゃダメだと思った。自分の意見を押し付けるだけではダメだなって。友達はポケモンの最新作が面白かったと言っていた。スカーレットなんとかみたいなタイトルらしい。

次に会うときは、推しの子の話もしたいし、ポケモンの話もしたい。それまでに推しの子のシーズン1を全部見ておきたいし、ポケモンの最新作もクリアしておきたい。ポケモンについてはルビーサファイア以降やってなかったけど、このあとダウンロードして年末年始にでもやろうと思う。

そして来年はその友達に伝えようと思う。今までこちらの趣向に合わせてくれてありがとうって。こんな変な人に寄り添ってくれてありがとうって。たぶん言えないかもしれないけど、何とか言えたら良いなと思う。友達だから年齢とか気にしないで良いよって、タメ口でも全然おっけーだよって。これからもよろしくねって。