金曜の夜は別の人になりたい

人生は割とへっちゃら

ギャラドスはなぜ浮いているのか

他人の匂い

すれ違ったときとかに何気なく漂ってくる他人の匂い。洗剤や香水の匂いをすり抜けてくる、その人自身が放つ匂い。臭いと感じる人もいれば、良い匂いだと感じる人もいる。もしも後者の人の家に行く機会があったら、良い匂いに包まれてどうにかなっちゃいそうだなと思う。我ながら気持ち悪い妄想だなとも思う。

それとは別に線香の匂いも好き。懐かしいというか、なんか座って落ち着きたくなるような気持ちになる。たまに電車でお坊さんを見かけることがあって、すれ違ったときには線香の香りがして少し癒されたような気持ちになる。車移動せずに電車移動しているお坊さんには好感が持てる。こういう日は電車のダイヤが乱れないで欲しいと切に願う。そのお坊さんが何らかの葬祭に遅刻しませんようにと。

 

ギャラドスはなぜ浮いているのか

それが当たり前すぎて見逃しているけど、よく考えるとおかしいことって結構ある。

ギャラドスはなぜ浮いているのか。元は鯉だったはずなのに、あたかも「龍ですけど何か?」みたいな顔して宙に浮かんでいる。龍なのかドラゴンなのかは知らないけどギャラドスには羽根らしきものが付いていない。宙に浮かんでいる理屈がまるで分からない。

ワンピースのゾロもそう。三刀流のときは口が塞がっているはずなのにナチュラルに喋っている。でもNetflixのドラマ版のゾロは喋らずに黙々と戦っていたから、まあそうだよねと思った。ゾロもギャラドスも気合いで生きているのだろうか。見上げたものである。

かえで

スピッツの楓という曲を聴いた。さよぉ〜なぁ〜らぁぁぁぁ、というメロディは知っていたけどちゃんと聴いたことがなくて、ふとYoutubeの関連動画にあったのを見つけて聴いてみたのだった。

歌詞が思ってた以上に暗くて驚いてしまった。風で飛んでしまうような軽い魂で人並みの幸せを信じていたんだ、みたいな歌詞があった。流石に言い過ぎだって、そんなことないよって言いたくなった。この曲を作った人を励まそうとしているのか、それとも歌詞に共感した自分に対してそう言い聞かせているのか、もう何がなんだかよく分からなかったけど、とにかく良い歌だなと思った。